1.真実(ほんとう)の色彩(いろ)

作詞:桐嶋直志
作曲:本郷信

※とどまる事ない、時の中で
僕等はいつも 探し続けた
他の誰かを傷つけても、つかみたかった
真実の色彩 真実の色彩※

傾いた月の下で叫んでる、
情慾の中で死にたいと
醜い恋が透明に光る
カミソリを欲しがっている
大切なものがすべて手に入る、
そんな事あるわけないと
白いサンダルを東京の空に蹴り上げて
君は微笑んだ
アクリルの瞳で、今もまだ夢見て
この指につかんだ、花も枯れてゆく

(※くり返し)

車のエンジン 非常ベルの音、
回転灯が とても綺麗だった
割れたショーウィンドウで、
切れた肩口に ズキズキする 今を感じてる
ヴェルベットの首筋に、思い切り噛みついて
何かとても清らかで、死んでもいいと思えた
立ち止まれやしない、埋もれたくない、
僕等はいつも 逃れ続けた
何処に行けばいい、
何をしても見えなかった

(※くり返し)

真実の色彩